リターンライダー日記

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zoom RSS 中部ソロツー(ビーナスラインと奈良井宿)

<<   作成日時 : 2017/07/29 23:29   >>

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ビーナスライン。
それを一言で表現するとしたら・・
「命の洗濯」
でしょうかねぇ。
四国にも、四国カルストや瓶ヶ森など、絶景ポイントがありますし、これまで私のブログでも紹介してきました。
でも、ビーナスラインは、その四国カルストと瓶ヶ森を合わせて10倍にしたような規模と絶景が出迎えてくれます。
さすが、ライダーが走りたい道ナンバー1なんだと思います。
その日の朝、天気は快晴。
まず向かったのは「美ヶ原高原美術館」のある駐車場。
ビーナスラインの出発点ですね。
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まだ時間が早かったこともあって、駐車場には殆ど車が居ませんでした。
そこで、天気を確認した後、一路白樺湖に向けてスタート。
ビーナスラインの走破です。
が!
ここでやってしまっていたのです。
私の愛車スズキVストローム650は燃費が良く、うまく走ればリッター27q位は走行します。そして、タンクの容量は20リットルです。
なので、長距離ツーリングには大変重宝するんですが、一方でガソリンの補給を忘れてしまうという欠点があります。

実は、前日松本市に着いたときに宿に入る前給油をしようと思っていたんです。
でも、それをすっかり忘れてしまっていたのです。
美ヶ原の駐車場からスタートしたとき、多分ガソリンメーター(5つある)の最後の一つが点滅していたはずです。
でも、それを見逃していた・・・(このフラッグを記憶していてください)

美ヶ原を出発した私は、ビーナスラインを楽しみながら走行していました。
途中、絶景360度と書かれた小さな小屋が目にとまりました。
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「大展望台 三峰茶屋」
という看板と「きのこ汁」という看板に誘われるように寄り道。
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朝飯を食べていなかったこともあって、この「きのこ汁」が本当に美味しかった。
そして、その茶屋の奥に小高い丘があって、そこを登ると本当に360度遮るもののない絶景でした。
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この丘を登ると・・
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こんな感じなんですが、写真じゃ伝わりにくいので、後々動画でアップしますね。

きのこ汁で腹ごなしを済ませた後、再び白樺湖を目指して走り始めました。
確かにこの時点で絶景なんですが、この後もっと凄い絶景を目の当たりにします。
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こういう景色が延々と続いているんですね。
アクションカメラからの切り取り写真だと
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こんな感じかな・・
これも写真だとお伝えにくいので、後日で動画をアップしようと思います。

そして、もうすぐで白樺湖ってところで、圧倒された景色にも落ち着きを取り戻し、ふとバイクのパネルを見ると・・
ガソリンメーターが一個で点滅しており、ガソリンを入れてからの走行距離がもうすぐ500qになろうってところでした。
「しまった!これはやばいかも」
当時の率直な感想です。
実は霧ヶ峰の上にガソリンスタンドがあったので、そこで給油さえしていれば何の問題も無かったんですが。
ガソリンメーターが1個で点滅してるってことは、タンクの中には多くて4リットルしか燃料が残ってないことになります。
「この点滅・・いつからなんだろう?」
本当にうっかりしていた自分が情けなくなりました。
この時点で点滅したばかりなら、まだ4リットル=約100qは走ることができる計算になります。
でも、すでにメーターは500q近く。
山道で燃費が悪いことを計算にいれて、仮に燃費がリッター26qだとすると、すでに19リットルを消費しており、タンクの中には僅か1リットル=約26q分しか残っていないことになります。
でも、この段階でも私は間違った判断をしてしまうのです。
「白樺湖へ行けば観光地なんだからガソリンスタンドくらいあるだろう。」
という判断です。
だが、甘かった。
白樺湖にはガソリンスタンドはありませんでした。
しかもそこから一番近いスタンドをグーグルで検索すると、なんとその日は定休日との情報が!
これはUターンして霧ヶ峰サービスステーションまで行かなければなりません。
白樺湖の停止場所から霧ヶ峰サービスステーションまで約13q。
500CCの燃料が残っていれば何とかたどり着ける計算です。
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白樺湖を周回することもなくUターンした、このGPSの軌跡が当時を物語っています。
もう、観光気分は吹っ飛んでました。

結論を言うと、なんとか霧ヶ峰サービスステーションまで無事たどり着きました。
そして、給油量は17.5リットル。
まだ2.5リットルの余裕がありました。
でも、危なかった。
ガソリンスタンドの無い山道を攻めるときは事前に忘れず給油。
これは鉄則ですね。

さて、霧ヶ峰から白樺湖へ行く途中に車山という山へ行けるリフト乗り場なる看板を見つけていました。
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右の方にある場所です。
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折角だから乗ってみようと思い、往復のリフト券(1700円)を購入して乗ることにしました。
ガソリンを給油して一息ついたので、なんか心に余裕が出来ていたんだと思います。
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このリフトは二段階になっていて、まず中腹まで登ったあと、乗り換えて山頂を目指します。
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ここが中腹のレストランですが、看板にあるようにここが最後のトイレです。

そしてさらに上へ行くと。
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この絶景が迎えてくれます。
リフトを降りて少しばかり階段を上ると車山の頂上です。
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頂上からの眺めは本当に絶景でした。
四国では絶対に拝めない風景に圧倒され、しばし時の流れを忘れてボーッとしていました。
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こんな絶景を手近に眺めにこられる、長野県の人が羨ましいですね。

この後、もう一往復ビーナスラインを堪能した私は、そこから下界に降りて、諏訪湖周辺を経由し中山道へ。
そして、その日の最後の目的地である「奈良井宿」を目指したのです。
「奈良井宿」の事をしったのは、NHK教育テレビ、いわゆるEテレで放送されている「古カフェ系ハルさんの休日」で紹介されていたからです。
俳優の渡部豪太さんが地元の方と一緒に作っている大変面白い番組で、私の大好きな番組の一つです。
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これは、JR奈良井駅ですが、この駅の横にあるのが奈良井宿です。
古い中山道の宿場町を再現した古民家がずらーっと出迎えてくれます。
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まるでタイムスリップしたような錯覚を覚えました。
そして、テレビで紹介していた店が・・
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この店です。
さすがテレビの影響とでもいうのでしょうか。
平日の昼間だったので、他の店がガランとしている中、この店だけはお客さんで一杯でした。
店の中にはテレビにも出ていた
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この古い階段もありました。
店の女将さんは気さくな方でして、
「私は岡山出身だから四国の事も良く分かるよ。」
と仰っていました。
オヤジさんにも会いたかったんですが、小学校で絵本を読むボランティアに出かけているそうで、不在だったのが残念です。

もう一つ加えて紹介しますと、お客さんが入っていない別の店でコーヒーを頂いたんですが
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店内はこんなに素敵でして、コーヒーも
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カップ一杯に入れてくださり、しかもこれが美味しかった。
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この店が、その店です。
お勧めですから、是非奈良井宿へお越しのときにはお越し下さい。

そして、この奈良井宿で江戸の情緒をすっかり堪能した私は宿へと向かうわけですが、ここでもう一つ失敗を犯してしまうのです。
原因はビーナスラインです。
ビーナスラインは高地なので、気温は平地に比べて低く非常に快適です。
当時、平地では35度を超える猛暑だったんですが、霧ヶ峰周辺では20度台前半の快適温度。
当然、これまで注意して取っていた水分補給がおろそかになります。

これがまずかった。
奈良井宿から宿へ向かう途中、運転中にめまいが・・・・
これはヤバイと思って自動販売機のあるところで休息し、ミネラルウォーターをがぶ飲みしたんですが、脂汗が止まらない。
なんとか宿にたどり着いたのが午後4時。
既に晩ご飯を食べる気力もなく、近くのコンビニで軽食を買って宿に戻り、無理矢理胃袋に押し込んでシャワーを浴びたあとベッドに潜り込みました。
ベッドに潜り込んだ時間は、まだ午後6時を少し過ぎた当たり。
でも、そこから熟睡して気がついたら翌日の午前4時。
実に10時間もの間、全く目覚めることがなく熟睡していたんです。

疲れのピークだったのかもしれませんね。
でも、10時間の睡眠は伊達ではなかったです。
目覚めたときの体調は最高!
疲れがすっかりとれて、バッチリでした。
お陰で、そこから徳島県まで無事に帰ることができました。

この歳で長距離ツーリングをやることは、結構なリスクがあるんだと思います。
今回の旅でそのことを痛感しました。
これは、今後のさらなるロングツーリングを行う上の参考になります。
無理をせずに余裕を持ったツーリングを心がけることがリターンライダーにとっては一番重要な事なんだと改めて思った旅となりました。
(続く)
次回は、最終回。
今回の旅を終えて、持っていて良かった物や考慮すべきことなんかをまとめて報告します。
リターンライダーの方の参考になればと思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ビーナスラインは「命の洗濯」まったく同感です。
実は自分もリターン直後、ビーナスライン・ツーリングの帰り道、ちょうど中央道の渋滞にはまり込んで、みるみる燃料残量計が減って行き、最後の一本になり、その一本がさらに点滅開始、警告灯表示となり、やばいと思うと何か落ち着かず、軽いパニック状態に陥ったことがありました。ICで降りて給油して難を逃れましたが、ぎりぎりでした。(^^; V-Stromの燃費の良さと、タンク容量20ℓが、ライダーに安心感を与えてしまう反面、アボガドさんがご指摘する逆の盲点になってしまうと言うことは、自分も同感です。それからは燃料残量には気を付けております。

それにしてもお天気が良く、展望が望めたのは良かったです。三峰山や車山の展望は素晴らしいです。やはりライダーが選ぶツーリング先 NO.1なのは分かります。
中山道の奈良井宿、自分は通過しただけで観光はまだしておりません。昔の木の雰囲気、良い感じです。どうも自分は信州の中部と北部に行ってしまいがちなので、南信州は今後計画してみます。
自分はリターンしてからまだ日帰りツーリングしかしておりません。三日目が疲れのピーク、自分は年齢的にもっと速く来そうです。参考になります。貴重な情報に感謝です。
(^^)v
彗星
2017/07/30 12:36
彗星さん。いつもコメントありがとうございます。
そうですか、彗星さんもギリギリセーフ経験したんですね。Vストローム乗りにはあるあるなのかも知れませんね。
それにしても、長野県にはライダー垂涎の道が多いですよね。本当に羨ましい限り。
今回北陸と長野県をツーリングしたわけですが、なんかその魅力にはまってしまいそうです。
奥飛騨だって、もっとゆっくりとツーリングすれば見所満載だった気がしますので、機会があれば岐阜県から長野にかけてをもう少し攻めたいと思っています。
そして、憧れの富士。
バイクツーリングでその姿を近くに見ることができたら、きっと感動で泣いてしまうかもしれません。
アボガド
2017/07/30 16:14

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